オフグリッド ソーラー


太陽光パネルのスペック(仕様)を裏のシールで確認する

太陽光パネルにもいろいろな種類があります。

その違いは、スペックです。

パネルの裏をみてみると、仕様が書いてあります。


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●開放電圧 最大出力時電圧
●短絡電流 最大出力時電流
●最大出力

などなど、素人にはよくわからない専門用語です。
ちなみに短絡は(たんらく)と呼びます。


「開放電圧」とは、太陽光パネルが出力できる最大出力電圧です。
「最大出力電圧」とは、最大のエネルギーを出力するときの
太陽光パネルの出力電圧のことを言います。

一方、ショートした電流を「短絡電流」といいます。

「最大出力」とは、太陽光パネルが作る最大のエネルギーの事をいいます。

ここでいろいろな専門用語がでてきて、
思考がストップしてしまいそうになりますが、
肝となる数値だけおさえることにします。

それは「最大出力」です。

たとえば50Wの電力が欲しい場合は、
50Wのパネルを購入すればいいというわけではありません。

曇りの日でもあれば、最大出力も7割程度に落ちてしまうのです。

だから、50Wの出力が必要な場合には
80W程度のパネルを用意することが安心です。

とはいえ、パネルの価格はお財布に痛いですから、
足りなければ後から追加すればよいのです。

後からパネルを追加(出力をアップ)してもいいように、
インバーターと充電・放電コントローラーだけ
あらかじめ許容範囲の多きいものを準備しておきましょう。


太陽光パネルを増設したい!注意点は?

太陽光パネルを増設したい場合には、注意点が2つあります。

1.それぞれのパネルに逆流防止ダイオードを追加する。
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パネル自体に内臓されているもの、
充電・放電コンロローラーに内臓されているものがあれば、気にする必要はありません。

2.充電・放電コントローラーの性能が許容範囲内かどうか確認する。
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もし、足りない場合には、充電・放電コントローラーをもっと大きなものに買い換える必要がでてきます。

増設する太陽光パネルの合計の最大発電電流をきちんと計算して、
充電・放電コントローラーを選ぶことになります。

ただし、国産のコントローラーの場合には、
だいたい2割くらい余裕を持たせて設計されているものもありますが、
海外製品では、ギリギリの許容範囲のものが多いようです。

コントローラーが壊れないためにも・・

普通の感覚だと、暑い夏の日に発電が最も多くなると思いがちです。
しかし、発電効率は熱があると逆に効率が落ちたりします。

真冬の空気の澄んでいる日に最大発電電流値を超えることもあるのです。

多く発電できてうれしい!!

と喜んでいたら、コントローラーが壊れた・・

ということにもなりかねません。

あらかじめ、許容範囲の多いコントローラーを購入しておきましょう。

パネルやバッテリーを後から追加するためにも

充電・放電コンロローラーとDC・ACインバーターは
許容範囲が大きいものを購入しておけば安心できます。

後から大きな家電製品を動かしたくなるはずです。

写真はGREEN SAVER Battery。


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内部抵抗値が通常バッテリーの半分以下なので充電時間が短いです。
フォークリフト等の継ぎ足し充電に対応していますが、
太陽光用としても適しています。

>>太陽光パネルのスペック(仕様)を裏のシールで確認する


自家発電装置を自作する

太陽光発電システムは、簡単なものでしたら自作することができます。

小さな太陽光パネルで、自家発電装置 を作ることができます。

小型太陽光発電装置で使える家電製品は・・

携帯電話(スマートフォン)、タブレットPC、ノートパソコン、ポータブルDVDプレーヤー、テレビ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、照明器具などです。

実験用ならば、小型から始めるのがおすすめ!

太陽光パネルの値段は、数十W程度であれば数千円(外国製ならば100W=1万5000円程度)で入手できます。

オフグリットで使うための自家発電装置を作るならば、
始めに、実験用として小さい太陽光パネルで自信をつけてから、
大規模にしていく方法もありです。


バッテリーも再生バッテリーなど安価なものでもOKです。

必要な機材

●太陽光パネル
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●充電・放電コントローラー
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●バッテリー
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●DC・ACインバーター
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はじめはパネルとバッテリーだけの接続から

機材をそろえたら、はじめは充電・放電コンロローラーとDC?ACインバーターだけを
接続してみてください。

2本の配線をつなぐだけですが、
プラスとマイナスを間違えないようにしてください。

自動車のバッテリーの12VのバッテリーでOKです。

これでバッテリーにつなげばすぐに使うことができます。

太陽光パネルに逆流防止ダイオードは付いていますか

jisaku2.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

太陽光パネル本体に逆流防止ダイオードが内蔵されていれば問題ありません。
逆流防止ダイオードとは、バッテリーからの逆流を防止するものです。

もし、パネルに内臓していなければ、
太陽光パネルの最大電流の1.5倍以上のダイオード配線を途中に追加しましょう。

スイッチもひとつつけておけば、あとあとメンテナンスをするときに便利になります。

充電・放電コントローラーは絶対に必要なものではないけれど・・

発電量がおおければ、パネルとバッテリーだけでも毎日稼動することができます。
しかし、発電量が少ない日や電気の使いすぎ、
バッテリーに充電しすぎたときなどに役立つのが
充電・放電コンロローラーです。


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しかし、バッテリーを使い切ってしまうと、
バッテリーが痛んで使用できなくなることもあります。

バッテリーがもう充電できない状態(満充電)になったら、
自動的にバッテリーへの充電を停止することができる装置です。

充電・放電コンロローラーは、バッテリーをダメにしないためのお守りのようなものです。

価格も1500円から2000円程度(100Wクラスのパネル用)なので、
つければ安心して効率よくバッテリーを使うことができるアイテムです。

別名チャージコントローラーともいいます。

接続は、プラスとマイナスをあわせてパネルとバッテリーの間につけます。

充電・放電コンロローラーの中に、先ほどの逆流防止ダイオードが内臓されているタイプもありますので、逆流防止ダイオード内蔵タイプをはじめから選択すれば、逆流防止ダイオードは必要なくなります。

家電製品を動かすためのDC・ACインバーター

バッテリーから家電製品を動かすには、
直流から交流に変換する必要があります。

これができるのがDC・ACインバーターです。


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多くの家電製品は交流で動きます。

価格は2000円から3000円程度(150Wクラスから300Wクラス)です。
カー用品店やホームセンターでも販売されています。

パソコンや電球程度ならば250Wもあればことが足りますが、
1200Wのドライヤーを動かすならば300Wを超えるインバーターが必要になります。
(さらに、大量の電気が流れるので専用コードで接続する必要もあり、
かなりめんどくさいですが、直接バッテリーに接続する方法もあります。)


インバーターを購入する場合には、どれくらいの電圧の家電製品を動かしたいのかを事前に考えましょう。

以下のようなシガーライターから電気を取り出すDCソケット(USB充電器)も用意しておくと便利です。
インバーターの背面にあるシガーソケット部分があるならば、
DCソケットを接続して、デジタル電圧計を差し込み電圧計での計測もできます。


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ウィルコム(willcom) 2USB&2DCソケット 946円

>>太陽光パネルを増設したい!注意点は?


自家発電は簡単にできる

電気の知識もまったくなく、
自分でソーラーパネルを設置している村へいきました。

>>詳しくはこちら

藤野電力というとことで、
法人でもなく、市民活動でした。

特に、売電をしているわけでもなく、
全て、自家発電でできるところからやってみよう!
という楽しい発電です。

定期的に太陽光の発電ワークショップも開催されています。

自家発電 を学びたい人は参加してみるのもあり。
ただし、ソーラキットのようなものも販売していて、
4万円くらいするのですが、50Wのソーラパネルと
配線一式、インバーターという家庭用電源に使えるようにする装置などが
一通りそろっているキットです。

多少、財布には痛いけど、これで自分で一度発電してしまえば、
応用して、いろいろなことができるハズ。


あとは部品を単体でamazonなどで購入すれば再現性はあり。

まずは、何の家電を動かしたいのか。
どれくらいの時間動かしたいのか。

この2つがわかれば、パネルの大きさと
バッテリーの容量が決まる。

ここまで綿密に計算しなくても、
PCが動かせたり、電球をつけたりできる簡単なものならば
小学生の夏休みの工作のような遊び感覚で誰でもトライできる。


オフグリッド ソーラー発電の実例

神奈川県相模原市の藤野電力に行ってきました。

藤野電力では使わなくなった小学校の一室でワークショップなどをしています。

ここでは売電をしているわけではなく、
簡単に設置できるオフグリッドソーラーをハンドメイドで作っていました。

その一つとして充電スタンド。

藤野の喫茶店にオフグリッド ソーラーで発電した電気を
電気バイクやスマホなどの充電スタンドとして
誰でも充電することができます。

↓充電中の電動スクーター↓

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ちなみに、箱?がおいてありましたが、基本無料。
よかったらカンパしてくださいということらしいです。


この小さな充電スタンドは、
屋根の上のソーラーパネルで発電しています。

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となりに小さい物置があり、DC/ACインバーターなど周辺 機器、
バッテリーなどがきちんと収まっていました。

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ソーラーパネルの設置フレームも手作り感がでています。
近くの山の廃材で作ったそうです。
エコ意識の高い町です。

藤野電力は、法人でもNPOでもなく、市民活動。
自分たちの手で、使う分だけな発電するという考え方。

藤野に住んでいる人が使っているのがオフグリッド独立型太陽光。
売電しないやり方で自分たちが使う分だけ発電するやり方です。

ハンドメイドで住宅でも設置している方もいて、
冷蔵庫、洗濯機など家電製品の電気を
全て作っているご家庭もあるそうです。

屋根に2×4の手作りフレームでソーラーパネルを設置して、
PF管で室内に配線するやり方です。

ちなみに、藤野電力がある旧牧野小学校は、
30年くらい前のシャープの実験用のソーラーパネルを使っていました。
捨てる予定のものをゆずりうけたとのこと。

ソーラパネルの耐久性は30年もつことがわかる事例です。
物理的に破損がなければ、長く使うことができそうですね。

発電システムは主に3種類あります。
?オフグリット=独立型
?統計電力型
?系統連動型

誰でもできるオフグリット発電システム。
amazonで部品を注文して組み立てるだけで簡単。
自分で発電してみると感激しますよ!!


自動車の12VバッテリーでもOK。
蓄電して100Vの家電製品を動かしてみよう!

>>もっとも簡単な機材はこちら