シェーナウの想い DVDを観た

ドイツの山間部の小さい町であるシェーナウ。

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シェーナウの想い は
この田舎町でほんとうに普通の市民が
電力会社を作ってしまったドキュメンタリー映画だ。

日本が原発暴走した昨今ととても現状が似ている。

はじめは、大きな電力会社と太刀打ちできるわけない・・
大きな権力に対して、無力感から始まった。

家電商品をあまり使わない「節電」から入った市民。

今の日本の現状ととても似ている。

利権との交渉である。
電力会社は電線の買い取り価格を「法外が値段」でふっかけてくる。

しかしである。
ドイツの環境運動の取り組みはしぶといのだ。
諦めない。コツコツと地道に共鳴する市民が広がっていった。
ゲルマン魂とはこういうものなのか。

なんども交渉して、その正当性が裁判で認められた。
強力する銀行家もでた。
結果、10年かかったが、市民の手による電力会社が誕生した。

ドイツの市民は好きな電力を選べる。

原発を利用した汚い電気と
風力発電などを利用したキレイな電気だ。

電気事業が自由化されてどちらを使うかは市民が選択できる。

ちなみにクリーンな電気が売上げを伸ばしている。

ドイツの各家庭ではソーラー発電のほかにも、
コージェネ装置という熱電供給システムが各家庭にある。

コージェネ装置は日本ではなじみがないが、
薪やボイラーなどの熱で発電する小型の機械だ。

どんなところからでも発電する。
自分たちで発電する。

そんな思いがあった。

ちなみに、シェーナウの想い でシェーナウ市民が立ち上げた電力会社は
EWSという名前だった。

EWSの役員は普通のおじさんとおばさん

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最後の日本へのメッセージもあり、
子供たちが継続して住める持続可能な社会を作りたい・・
それは母親の思いから始まる・・

ダイコンを切っている普通の主婦から始まったこの運動。
どうやら、女性が問題意識をもって動くことが肝のようだ。

日本でも相模原市の藤野電力が立ち上がっている。